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  • 執筆者の写真thsr1sf

車両運動理論講座 配信開始!

更新日:2020年4月16日

【イントロダクション】

タイトルの通り、いよいよ車両運動理論講座を配信してまいります!



さて、早速ですが読者の皆様に質問です。


Q1.「クルマの運動性能」と聞いて、思い浮かぶことは何かありますでしょうか?


 恐らく多くの方は「馬力」「タイヤ」などなど、

 キーワードが思い浮かぶのではないかと思います。


Q2. 次に「ドライビング理論」と聞くといかがでしょうか?


 「アウトインアウト」「ブレーキコントロール」のように、

 手法が思い浮かぶ方が多いのではないかと思います。


Q3. 最後に「車両運動理論」と聞くといかがでしょうか?


 ・・・多くの方は、あまりピンとこないかと思います。



実は何れの理論も、セットで捉えるべき要素です。

 ・車両運動理論=クルマの限界性能を理解し、高めるための理論

 ・ドライビング理論=クルマの限界性能を引き出す為の理論


何れも「理論」と言うからには、

「同じ条件」においては「同じ答え」が導き出せないといけません。


ここがクルマ界隈の課題だと思っておりまして、

ドライビングやチューニングの諸理論は、条件が曖昧で語られるが故に、

何が正しくて何が誤りか判別がつきづらく、言葉だけが独り歩きしがちです。


幾つか例を挙げます。

(例1)ドリフト走行が速い! vs. グリップ走行が速い!

    ⇒評価指標、走行シチュエーション、車両による


(例2)良く沈むフロントサスペンションは荷重がのりやすい!

    ⇒ほぼ誤り


(例3)ステアリングを忙しく切ったり、戻したりしている方が速い!

    ⇒シチュエーションによるが、基本的に誤り


「ふ~ん」や「まぁそうかな」といった感じでしょうか。


しかし、それは非常に勿体ないです。

ここでもう一歩踏み込んで考えてみることで、

モータースポーツの醍醐味を一層味わうことができます!


モータースポーツラボがご提供するサービスのコンセプトは

理論と体験でモータースポーツをもっと面白く」です。


私たちはそれぞれの経験を踏まえ、クルマの究極の面白さは

「考える⇒試す(体験する)⇒考える…」のサイクルにあり!

と思っております。


そのため、

理論を学ぶと、モータースポーツは間違いなく

「もっと面白く」なると確信しています!


モータースポーツは頭脳・情熱・スポーツが入り混じった究極の知的スポーツ

講座で学び、シミュレーターや実車で実践していただくことで、

その醍醐味を皆様も是非味わってみませんか?



【講座概要】

・モータースポーツ工学の導入編レベルです(学部1年目レベル)。

・無償講座を本ブログで配信致します。

・学歴、文系・理系を問いずご理解頂ける様善処致します。

・実例や感覚論を交えつつの、ご理解頂きやすい構成を考えています。

・動画コンテンツにはプロドライバーや有名エンジニアが登場する…かも?

・構成は以下の通りです。


【講座の構成】

1.タイヤの特性

2.サスペンション

3.運動特性

4.空力

5.エンジン&トランスミッション

6.ドライビング

7.データロガー

8.シミュレーター


<BEFORE>

 ・クルマの性能をどれだけ使えているか分からない

 ・セッティングは勘でお試し

 ・チューニングは口コミを参考にする

 ・なぜ良いタイムが出ないか、なぜ良いタイムが出たか分からない

<AFTER>

​ ・クルマの限界が何で決まるかがわかる

 ・クルマ毎に適切な走らせ方が考えられる

 ・クルマのセッティングが理詰めで考えられる

 ・エンジニアと共通言語で会話できる

 ・本当に必要なチューニングに投資を集中できる

 ・ログデータの見方がわかる(タイムの良し悪しが理論的に評価できる)


【配信案内

最新の配信状況について通知いたしますので、

是非ブログのご購読・twitterアカウント(@MotorsportLabo1)のフォローをお願いいたします!


初回は「タイヤ」です。

"Most of vehicle dynamics is about tires"

と言われるほど重要で、いきなりですが最も長い章になります。


空力も、エンジンも、サスペンションも、そしてドライバーですら、

タイヤの性能を引き出す為に存在します。


それでは、配信開始を是非お楽しみに!

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